ポート

サイト名を「葦の葉ブログ」から「ポート」に変えました。

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動画不正

異様な事件、事故、犯罪等が多発する中、個人的な問題を発信するのはいささか気が引けますが、以前、ちょっとご紹介しました動画にまで異変が発生している件について、ご報告させていただきます。

1.著作権侵害

YouTubeを使って、「久本福子の何でもチャンネル」という動画配信を始めたことは当ブログでもお知らせしておりましたが、3作目で異変に気がつきました。

3作目とは「久本福子が制作したWEBデザイン」というタイトルの動画ですが、自分のサイト用に好きなようにデザインしたものばかりですので、大々的にYouTubeで公開することまでは全く考えていませんでした。

ところが、ashi-jp.com/3rd/のWPは時代の映し鏡(2021.12/29公開)でご紹介しましたように、葦の葉ブログ3rdのヘッダー画像が全て消されるという異変に遭遇しました。この異変がきっかけで、これらの画像が勝手に使われている可能性があることに初めて思い至りました。

そこで、勝手な無断使用防止も兼ねて自作画像をアピールしたいと思い、今年の2月頃、自作デザインを集めた動画を作成して、デザインの仕事を紹介する非公開サイトに登録しました。

簡単な自作紹介動画ですので、簡単に動画が作成できるマイクロソフトのフォトを使って作成したのですが、フォト付属の音楽(「アーケードパーティー」)を付けました。この動画は会員登録した人は自由に見ることはできますが、一般公開ではありません。

ということで、YouTube公開の4ヶ月ほど前には、わたしの自作デザイン紹介動画の存在は、一部の人には知られていたと思います。

その後さらに、私の自作画像やサイトに関する異変が発生しましたので、画像の無断使用を予防するために、自分の名前を入れたYouTube動画としても公開することにしました。ただ動画はブログに埋め込んで紹介しただけで、動画単独での紹介はしていませんでした。

しかし一月ほど前の6月、自作品をもっと積極的に宣伝しようと思い、思い切ってSNSを使って、「久本福子作WEBサイトのヘッダー・アイコン画像」動画の広報をいたしました。

ところがこの広報後、YouTubeの管理画面に入ったところ、以下のような、思いがけないクレームページが表示され、ビックリ仰天しました。

YouTube著作権侵害表示画像
YouTube著作権侵害表示画像

上記画像から文字部分を抜粋します。

・057-BLVKSHP-8bit

    Dylan Chabeneau

・動画は収益化できません。

・著作権者に広告収益が支払われています。

・著作権者

 ORFIUM(HEXACORP LTD)

   Score AScoreの代理

・著作権者のポリシー

・一部の地域で収益化されています。)

著作権者が別にいる!全く事情が理解できないメッセージです。全て英語、著作権者だと勝手に名乗っているScore AScoreをネット調べてみると、アメリカの音楽制作関係の会社らしいことが分かりましたが、英語で直接やりとすることは不可能ですし、すぐに裁判のアメリカ人相手では太刀打ちできません。

裁判せずにこの異常を解消する最短の方法は?音楽だろうと考えました。

音楽といえば、フォトに収蔵されていた無料使用可の音楽を使わせてもらっていますので、その楽曲の作成者には音楽に関する著作権は存在します。おそらく音楽作成者が著作権を主張しているのだろうと考えて、音楽を変えることにしました。

YouTubeには音楽だけを抜いて変える機能もありますので、音楽だけを抜こうとしたのですが、グルグル回るだけで何時まで経っても音楽を消すことができません。そこでやむなく、動画を編集し直して音楽も日本人作曲のものに変えました。

音楽を変えると「著作権侵害」メッセージは表示されなくなりました。しかし当初の、気も動転状態から少し落ち着くと、勝手に著作権者を名乗っているアメリカのScore AScoreがどいう経緯で、わたしが音楽を変えるまではこの動画から収益を得ていたのかを知りたくなりました。

YouTubeで広告収入を得るためには、1000人以上のチャンネル登録と4000以上のビュー(視聴数)を獲得する必要があります。以降、増えれば増えるほど広告収入は上がっていく仕組みです。

ということは、Score AScoreは当然のことながらこの関所をクリアしているわけですが、わたしの「久本福子の何でもチャンネル」では登録者は0,視聴もごくわずか。つまり、わたしのチャンネルとは別のチャンネルでこの動画を使って収益を上げていたことになります。

わたしが自作品をYouTubeに登録したのは、6月4日公開のGoogle帝国の解剖ブログですので、異変を知った6月17日までの間に必要数をクリアするには余りにも短すぎます。一気にアクセスが集中するというような奇跡でも起こらなければ、不可能です。

おそらく6月4日よりかなり前にYouTubeに公開されていたのだろうと思います。ブログから繰り返し、ヘッダー画像が削除されていたのは、おそらくそのためだったのではないかと今になって思います。

そこでYouTubeにこの事情をフィードバックしました。Google系では、直接問い合わせる窓口はありませんので、一方通行のフィードバックのみです。当然のことながら、回答はなし。やむなくフォーラムに問い合わせしようとしたところ、送信ボタンが動かず、質問が投稿できませんでした。時間を空けて何度か繰り返しましたが、いずれも質問は投稿できませんでした。その送信不可の投稿は以下のとおりです。

  フォーラムへの質問タイトル  著作権侵害(私が作成した動画「久本福子作WEBサイトのヘッダー・アイコン」が無断で使われた)   

 EA5GP-6BS6O-X26SZ-ZROSO

6月17日、チャンネル名「久本福子の何でもチャンネル」に登録した「久本福子作WEBサイトのヘッダー・アイコン」を編集しようとしたところ、以下の画像にある警告が表示されました。

(画像等はすでにご紹介済みですので略)

びっくりして、「著作権者」として表示されているScore AScoreをネットで調べたところ、米カリフォルニア州にある音楽制作会社であることが分かりました。おそらく動画に使っていた楽曲(アーケードパーティー)の作成者だろうと思われます。この動画は、わたしのデザイン作品を、オンラインの仕事斡旋センターの、会員のみが閲覧できる非公開の場に登録するために作成したもので、簡単に動画作成ができるマイクロソフトのフォトを使って作成しました。

画像だけなので、フォトに付随のBGMを入れたのですが、その音楽がScore AScoreさんのものだったのだろうと思います。

当初は自分の作成物を動画にして全面的に公開するつもりはなく、収録画像数も公開中の現在よりも少なかったです。ところが事情により、わたしが運営しています「葦の葉ブログ」に自作品を公開する必要に遭遇し、YouTubeで公開した動画をブログに埋め込む方法で公開しました。公開するに際しては、基本はそのままですが、画像も追加し、公開に耐えるように編集し直しました。

しかし公開後も色々不満な点が見つかり、何度が編集し直していますので、その都度YouTubeの動画URLは変更されていますが、6/17以前には上記画像の警告は目にしていません。

この間、動画はわたしのブログに埋め込んだだけで、動画単独での宣伝はしていません。編集し直して再アップロードするとURLが変わりますので、動画が確定してから宣伝しようと考えていたからです。

この動画を埋め込んだブログGoogle帝国の解剖 ( 葦の葉ブログ ashi-jp.com)を6/4に更新したのを機に、翌6/5にこの動画単独で初めてSNSで宣伝しました。不当な「警告」が出るに至るような変化といえば、これぐらいしか思いつきません。

YouTubeサイトには異議申し立てができるとの解説がありましたが、アメリカでアメリカ人相手に裁判なんて、想像するだけでも気が遠くなりそうです。そこで、警告の原因らしい楽曲を削除することにしたのですが、グルグルが続くばかり、何時まで経っても楽曲削除は終わりません。

そこで、別の日本人作の楽曲を入れた画像を新たに作ってアップし直しました。楽曲を変えた画像には「警告」は出ていません。

しかし冷静になって考えると、勝手に著作権を設定していたScoreAScoreさんは、わたしの動画から収益を得ていますので、わたしが得るべきであった収益を全額独占していることになり、これは不当ではないかと思い、御社に申し立てをすることにした次第です。

ただしわたしは、音楽提供者には何の権利もないとは思いません。いくら無料で提供されたものだとはいえ、動画から収益が発生した場合は、音楽作成者にも応分の収益が提供されるべきだと思っています。

今回の申し立ても、ScoreAScoreさんが手にした収益のうち、楽曲提供者としての取り分を除いた金額を返還してもらいたいとの思いによるものです。

なお、動画の不正コピーは、Googleロボットが画像の相似などから見つけだして、不正防止をなさっているそうですが、よく目立つサムネイルや冒頭部分の画像を大幅に変更した場合などは、発見は困難ではありませんか。

わたしは動画を使い始めたばかりで、目立つサムネイルや冒頭部分を何度も作り直していますので、今回申し立てた動画でもそれ以外の動画も、不正利用されているのではないかと心配しています。

以上、長々と書きましたが、どうぞよろしくお願いいたします。」

フォーラムに投稿できませんでしたので、ScoreAScoreを再度調べたところ、日本にも進出していることが分かりましたので、同社のお問合せからお問合せしましたが、返信なしです。

2.手のこんだ盗作

今回のブログ更新に際して、公開済みの動画を久々に見たところ、URLが勝手に変えられていました。URLが変わった場合は必ず記録しているのですが、こちらで記録している最新URLとは違うURLになっています。

(1)久本福子作ヘッダー・アイコン

(2)首里織

(3)縄文土器の競演

これらの動画は、いずれも途中からしか始まりません。なぜなのか色々調べたところ、URLに赤字の部分が追加されていることが原因だと分かりました。&t=3sはトップから3秒後に表示開始、&t=14sは14秒後から、&t=4sから開始ということです。赤字部分を削除すると、ヘッダーから開始されます。

(*動画のURLは文字表示のみで動画の埋め込みはしていませんが、WPにアップすると、URLを書いただけで、勝手に埋め込み動画として表示され、このあたりの文章の意味が少し分かりにくいかもしれませんが、URLが勝手に動画表示に変わってしまいます。こういう現象は今回が初体験。いつもは埋め込み設定しなければ埋め込み動画にはなりませんが。)

動画のURLは自動的に作成されますので、登録者も勝手にURLを変えることはできませんが、チャンネル登録数が100人以上になれば、URLを変えることができるらしい。

ところがわたしの管理画面からは、URLの編集機能は出てきません。チャンネル登録数が全てゼロだからです。ということは、3つの動画とも、わたしの管理画面とは別のチャンネルで作られており、そのチャンネルでは少なくとも100人以上の登録者がいることになります。

わたしはYouTube動画では、Googleが直接管理しているので、不正や盗作はないだろうとかすかに期待していたのですが、調べたところ動画盗作も盛んに行われているらしいことが分かりました。

有効な防御法はなく、あるとすれば直接本人が顔と声を出すことらしい。加えて盗作は海外勢による例が多いとのことで、日本語でしゃべり、日本語を表示するというきわめてアナログ的な手法がもっとも有効だとのことでした。

ということからすれば、わたしの動画は盗作には最適です。冒頭部分を表示させないURL設定も本当の著作権者を隠すためなのでしょう。

この厳しい現実を知って以来、動画の更新はパタリと止まったままです。何というすさまじい世界なのか。

という異変を書いたブログの下書き原稿をWPにアップしたところ、動画のURL部分は原稿どおりには表示されずに、埋め込み動画として表示され、勝手に書き換えられたURLそのものは表示されません。と書くとわたしの勘違いかと思われそうですので、ニセのURLをテキストデータ化してWPに移したのですが、文字としては表示されず、埋め込み設定していないにもかかわらず、埋め込み動画として表示されます。

その埋め込み動画のURLを確認したところ、わたし自身が最新更新したURLになっていました。このURLはWPアップ前のつい先ほどまでは、見当たりませんの表示で存在しない動画となっていたのに、です。

動画を閉鎖しようと書いたので、そうなってはパラサイトできないと考えて慌てて不正URLを削除したのかもしれません。とても正常な動きだとは思えません。

ところで、今回この記事を書くために久しぶりに「3rd」でヘッダー画像紹介したWPは時代を映し鏡を確認したところ、またもや画像がゴッソリ消えていました。

ヘッダー画像8つとWPの管理画面のEdgeとChromeの対比画像(Chromeにとってはマイナスイメージ)が全て消されていました。復活させましたが、これらの画像が繰り返し狙われていることを嫌というほど認識させられています。

これらの画像削除と動画不正はおそらく連動しているはずです。

わたしには1銭の収入にはならないばかりか、どこの誰か分からぬ輩に利用されているだけなので、YouTubeチャンネルそのもの閉鎖しようかとも考えていますが、その前に動画異変をご報告いたします。わたしのチャンネルを閉鎖しても動画は盗作利用され続けるのでしょうか。