「葦の葉ブログ2nd」より転載
明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします
令和3年元旦 久本福子
主神・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)/ 神功皇后(じんぐうこうごう)
配祀・応神天皇(おうじんてんのう)/ 住吉大神(すみよしおおかみ)
応神天皇は仲哀天皇と神功皇后の皇子。住吉大神は、神功皇后の三韓征伐に際し、ご神託を授けて渡海を助けた神様。香椎宮は全国に16社ある勅祭社(天皇陛下の勅使が遣わされるお社)の一つ、九州では香椎宮と大分県にある宇佐神宮の2社という由緒あるお社(やしろ)です。
住吉大神のご神託に従った神功皇后を前に、戦火を交えずに新羅は降伏、服従を誓いますが、神功皇后の新羅上陸直前に新羅は津波に襲われ、混乱の渦中にあったことが「日本書紀」に記されています。蒙古襲来時には嵐で蒙古・高麗軍が壊滅的な打撃を受けたことはよく知られていますが、神功皇后の三韓征伐時には逆のことが起きたということらしいです。
昨今、日韓の歴史研究をめぐっては、文字資料は完全に無視するという動きが非常に露骨になってきています。古い時代の文字資料は皆無に近い韓国の事情に合わせて日本の「学者」たちも、日本や中国には多数残されている文字資料を完全に無視したご託宣を、大学や博物館やNHKなどを使ってまき散らしています。
文字を使う社会よりも文字を使わない社会の方が文化先進国だとの、不可解極まりない御託が日韓の考古学や歴史学を呪縛しています。呪縛されているのは日本の「学者」たち。